当院で行える検査
当院では各種検査ができるよう、設備を整えています。当院で受けられる検査は以下の通りです。クリックすると詳しい説明が表示されます。
また、MRI・腹部造影CT・PET-CT検査につきましては、当院で予約し、半田市医師会健康管理センターにて検査を行うことができます。結果の説明は当院で行います。
- コンピュータ断層撮影装置(CT)
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当診療所では内臓検査がすぐに行える目的で全身用コンピューター断層撮影装置(CT)を設置しています。
必要時にすぐ撮影し説明いたします。
CTの得意な分野は、
・頭痛、めまい、吐き気が続く → 脳卒中、脳腫瘍、副鼻腔炎など
・咳が続く、胸部X線検査で引っかかった方 → 肺ガン、肺炎など
・胃のあたりが痛い → 胆石、肝臓病、すい臓病
などの診断です。 - X線透視撮影装置
- 胸部X線、腹部X線、大腸バリウム検査など内科領域で最もよく用いる検査です。
- 胃内視鏡検査(経口・経鼻)
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胃がん、胃潰瘍などの発見に必須です。
当診療所では十分な鎮痛剤(注射、スプレー)を用いて無痛で施行いたします。
結果は当日説明いたします。
経鼻内視鏡も用意しています。
ピロリ菌除菌治療に用います。
胃内視鏡の生検または尿素呼気テストにてピロリ菌陽性の方は除菌治療を行います。 - 大腸内視鏡検査
- 大腸疾患の発見に有効です。
前日の準備(食事、下剤)にて翌朝に行い、終了後すぐに説明いたします。
痛みがある場合は大腸バリウム検査に変更し極力無痛を目指します。
結果は当日すぐに説明いたします。 - 超音波診断装置
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診察室のベットサイドに設置しています。
エコー検査は体外からプローブを当て無痛で内臓検査を行えます。
甲状腺、心臓、肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、子宮、卵巣、乳腺(乳がん)など広範囲で即時の診断が可能です。
また、頚動脈超音波検査も行えます。
頚動脈の動脈硬化を調べて脳梗塞のリスクを予見できます。
- 骨密度測定(超音波式)
- 骨粗しょう症の早期発見のための検査です。
無痛ですぐに行えます。 - 24時間自動血圧計
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● 脳卒中や心臓発作を減らす切り札です!
当院では自宅で血圧を測定して頂き、その値によって血圧の薬の量を増減します。
夏は血圧が下がるため薬の量を減らし、冬は上がるため増量することで、脳卒中・心臓発作の危険を減らすためです。
● 夜間睡眠の血圧を下げることがポイント
夜間睡眠中の血圧が昼間より高い人は、脳卒中・心臓発作が2~3倍起こりやすく危険です。(夜間高血圧)
ところが自宅で睡眠中の血圧を測ることは無理です。
当院では、24時間血圧計を用いる事で、より正確に薬の加減を行います。早朝高血圧の方は睡眠前に血圧の薬を飲んで頂きます。
この機械は、軽くて簡単に装着でき30分おきに自動測定して記録できる装置です。
3割負担で約600円。保険適応です。 - 血管年齢測定
- 生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)などで動脈硬化が疑われる患者さんの血管年齢を知ることができます。
その結果によって治療薬は変更されます。
また太い動脈の狭窄の早期発見にも有効です。 - 24時間ホルター心電図
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動悸、胸痛が時々起きる方に24時間装着していただくと、すべての心拍が記録され、コンピューター解析により不整脈、狭心症などを診断できます。また治療方針決定にも必須です。
- 心電計
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動悸、胸痛などの症状に対して行います。
不整脈、狭心症の発見に必要です。 - スパイロメトリー
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息切れ、長引く咳の中には喘息、肺気腫、間質性肺炎などが隠れている場合があります。
簡単な検査ですが早期診断にかなり有効です。 - 呼気中一酸化炭素濃度測定
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禁煙指導の際にまず調べてタバコの害を自覚して頂く第一歩とします。
(みなさんタバコはやめましょうね。) - パルスオキシメーター
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主に肺疾患で血中の酸素濃度が低下しているかを指先で簡単に調べる検査です。
- 呼気一酸化窒素(NO)検査
- 喘息は気道(肺の空気の通り道)の表面にアレルギー物質等で上皮に傷がつき、その刺激で通り道が狭まり呼吸が苦しくなる病気です。その際に粘膜上皮から一酸化窒素(NO)が呼気に大量に漏れ出すため、その濃度を測ることで喘息の診断ができます。
なかなか止まらない咳の原因が様々ですが、喘息の有無を判断する時に極めて有用です。
健常者の呼気NO平均は約15ppbで、喘息症状がある吸入ステロイド未使用の患者さんで呼気NOが22ppb以上ならば喘息の可能性が高く、37ppb以上ならばほぼ確実に喘息です。
喘息の方は治療しつつ定期的にNOをチェックすることで、治療効果が確認できます。 - 睡眠時経皮酸素モニター
- 指先の経皮酸素を測定することで、一晩の睡眠中の呼吸状態を把握しグラフ化できます。
特に睡眠時無呼吸(いびきと呼吸停止)の方は、経皮酸素が著明に低下するため、簡単にスクリーニングができます。
異常値が出た方はより詳しい検査をご紹介します。 - グラビコーダー
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めまい、立ちくらみなどの症状が脳由来か、耳(平衡感覚)由来かを調べるスクリーニング検査です。
診察とグラビコーダーの結果によって更に詳しい検査を行うための最初の検査です。 - 聴力検査
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検診目的だけでなく、めまいの際に調べることでメニエール病、突発性難聴などの発見につながります。
- ダーモスコープ
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皮膚疾患で特に悪性黒色腫の鑑別に有効です。